Hotelog+G | |||||
イースト香港をチェックアウト後、バッグを預け入口から西へ進みます。 近くには、ホテルからも見えていたオフィスピル。虎の門ヒルズに形がそっくりですね~ このビル付近から、通り沿いに飲食店が増えていきます。朝食はここまで歩いて探せば良かった(汗) イースト香港を出て10分もしないうちに、クイーンズロード沿いにある目的地が見えて来ました~ 映画 『トランスフォーマーⅣ』 のロケ地になったアパート 『益昌大厦』 です。(映画はⅠしかみた事ないww) こんな味わいのあるアパートは香港に数あれど、ここまで横幅のある物は見当たらないのでは?凄いボリューム感です・・・ 正面に立って見上げると、ちょっと現代アートの域に(笑) 建物と空の境目を見つめると、雲が動いているのに建物が動いているような錯覚に陥り面白いです♪ こちらは西側のクォリーベイ (鰂魚涌)側から見たアングル。 話は逸れますが、こちら側には超ローカル向けの市場やお店が並んでおり、 『太古地区って綺麗過ぎてつまんないかも』 といったイメージを覆してくれます。 益昌大厦に戻りましょう。地上階はテナントという構成は、世界中のどこでもよく見られる光景ですね。 クイーンズロードを渡りアパート下へ。パンチのある外観に相応しく、テナントの顔ぶれも味わいがあります。 通り沿いからは相当なボリュームに見えますが、建物の平面は 『ロ』 型ではなく 『E 』 型。内部に細長い中庭があるのです。 さあ入ってみましょう~ドキドキ♪ おお~っ!! これは想像以上の迫力です・・・ 古さと様々に色分けされた外壁、出窓の幾何学的なパターンが凄まじい存在感。 有名な画像みたいに、見上げて撮ってみましたよ。ちょっと傾いてしまったけれど(汗) 中庭はこんな感じです。 中庭の両側にもお店が並んでいます。住宅内という事もあり、理髪店やクリーニング屋が多かったです。 『E』 型のもうひとつの中庭に入ってみましょう。こちらは建物の名前も違いますね。 こちらも迫力ありますが、益昌大厦側の方が破壊力があります。 というか、上ばかり見上げてしまうものだから首が痛い(笑) 十数年前、たまたまCDショップで見かけた、香港ベースのテクトユニット 『Technasia』 (今はソロユニット) のアルバム 『Future Mix』 ジャケットが香港の看板のコラージュだったのと、広東語のラジオをサンプリングしたサウンドで 当時は香港に行きたい想いをアグレッシブに高めていたものでした。 最初はつまらないので1:30あたりまで飛ばして下さい。 PV的に香港っぽいのはこちらでしょう。 ヘッドホンで聞きながら、こんな映像を見ると途端にハイになって 『香港の下町に行ったら絶対にTechnasia聞きながら闊歩してやる~!』 なんて思っていましたが、 実際訪れると、益昌大厦は下町の平和な昼下がりそのもの。 テクノサウンドなんて微塵も聞こうとは思いませんでした。外国人の勝手な妄想でしたね~ やっぱりそういう音楽は中環や蘭桂坊が似合います。 観光地では無いので、あまり長い時間写真を撮り続けるのもはばかられますが (私の他に1人、一眼を手にした女の子がいました) イースト香港に泊まる機会があれば是非訪れていただきたい場所です。
by thanonconvent
| 2015-06-23 09:00
| 2015.06 香港
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