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今年のホテルステイ欲の沸点 『フォーシーズンズ ホテル ソウル (Four Seasons Hotel Seoul) 』 に宿泊してきました。 ブログ移行後のGW旅行からは、比較的お得なタイの5・4スターホテルを選択し、それはそれで十分楽しんでいたのですが… お盆過ぎからふつふつと湧き上がる最新ラグジュアリーホテルステイへの欲求。 チェンマイやホーチミンでも徐々にその兆候は現れていましたが、やはり先進都市、有名ブランドの最新ホテルは気になるもの。 10月1日オープンだったので開業早々乗り込みたかったんですが、皆様もご存知のように最近の連休は旅行続きだったので、 ソウルが本格的に寒くなる前のこの時期に予約。(もう十分寒かったですが…) 地下鉄は光化門駅からすぐ、ソウル一の観光名所、景福宮から延びる世宗大路もすぐ近くです。 世宗大路、景福宮までの眺めは良いんですが、なにしろ距離があるのでズーム撮影で済ます(笑) 青瓦台(大統領官邸)が近いからか、ちょうど日中韓首脳会議の最中だったせいか、周囲は警官だらけでした。 FSでも10月30日に、大臣級の会議が行われたようです。 さあホテルに向かいましょう、こちらは一棟全てがホテル、ブロンズ色に輝く高級感のある外観です。 細かいギザギザの壁は、客室内の特徴あるアクセントになっております。 表の大通り沿いにも入口は2つあるのですが… やはり近年の高級ホテルの傾向として、車寄せのあるメインエントランスは大通りの裏側に。 地下の駐車場出入口と同じ場所、建物の北西角にありました。 格子状の天井がどえらいゴージャス。 撮影している間にも、高級車がどんどん出入りしていました。 さあ建物へ入りましょう♪ ショルダーバッグひとつなのでドアマンにはチェックインとは気付かれず・・・ 回転扉を入ると、正面に天井までの大きな壁画。 左手にはロビーのシッティングエリア。ここがまぁ~ゴージャスでため息が出ます・・・ 高い天井、韓国を意識しているのか、木材柱の櫓組みに沢山の暖簾が下がり その下には様々な高級ファブリックのソファ。 中央には暖炉も。 もちろん煙も匂いも出ない、演出用のハイテクなものです。 中央のエレベーターを中心に、北側がレセプション。 日曜の正午過ぎ、週末ステイを楽しんだゲストのチェックアウトで混雑していました。 もちろんフォーシーズンなのでカウンター、ロビー共人員配置は十分。すぐにカウンターに案内されました。 今まで、FSやパークHは正午過ぎに お高いホテル、なるべく長い時間滞在したいわん♪ と今回もそれに甘えようとしましたが… 『お部屋はまだ準備出来ていないんです、あと一時間半待って貰えますか』 と。 やはりこの混雑具合から見て、早く清掃が終わった部屋が無い模様。 しかも今回は、1フロアに1部屋だけのルームタイプを予約したのでなおさらでしょう。 『ま、パブリックエリアの撮影もあるしそちらを済ませましょ~』 とバックを預け地上階を探索。 あぁ、さすが最新のフォーシーズンズ。何処を見ても美しいですわ~♪ 画像で見る限り、中国の新しいフォーシーズンズと同じ系統かなと思いましたが、(私のFS宿泊履歴は中国2軒のみ) もっと繊細で控えめな造作でした。地理と同じく、まさに日本と中国の中間といった感じ。 地上階の大通り側には、ラウンジ(宿泊者専用では無い方)と、パティスリーショップ、フラワーショップがあります。 まずはランタン風のペンダントライトが目を引く 『MARU』 ラウンジ。 1枚板のビックテーブルに、控えめなデザインながら上質なチェア。抑えた色使いのランプスタンドやパーティション。 全てがトレンド真っ只中のインテリア。 壁の山水画みたいなアートワークと、金色の天井が高級ホテルらしいですね。 大通りの入口側は通路代わりになっているので撮影し易いですが、メインのテーブルエリアはプライベート感があり入口から撮影。 こちらはパティスリーショップの 『Confection』 こちらも小さいながら素敵な空間です。 スイーツの種類はあまり多くなく、ショートケーキ65000W~ マカロン・チョコレート25000Wとなかなかお高め。 さらに奥、南西側の角には 『Nicolai Bergmann』 のフラワーショップ。 香港はキャセイの新ラウンジと同じ、かっちょいい照明にテンションが上がります。 こちらは西側の入口です。この風除室から、右にニコライバーグマン。左にロビーへ入る事が出来ます。 扉も大きくゴツいです。いいですね~このモダンな重厚感♪ 建物の南東角、MARUの前には地下に降りる階段。 こちらもモダンエレガントですね。 地下1階は、『The Market Larder』 と呼ばれるビュッフェレストランとデリがあります。 フードコートのようなレイアウトですがそこはフォーシーズンズ、 一見カジュアルに見えて実は大変高級感溢れる仕上がりとなっております。 デリのデニッシュ類は3千W前後、大きなサンドイッチ類は1.5万W前後~ サンデーブランチが10万ウォンですからね… 内部も大変良い雰囲気だったのですが、受付から向こうは利用者のみ入れるので手前から撮影。 こちらのホテルは建物中央に、3つのエレベーターホールがあります。 東側はボールルームと駐車場専用。 西側はスパ・ダイニング専用。 そして中央はゲスト専用です。 地上階に降りるとレセプションが正面なので、乗り降りする度挨拶されて 撮影や探索の為何度も昇り降りする私はちょっと恥ずかしかったです(汗) 『ロウワーレベルは撮れ高十分、明日訪れる予定だった徳寿宮の紅葉鑑賞も前倒ししたし、さあお部屋へ♪ 』 とフロントに向かうと、先程のスタッフが電話でハウスキーパーとモメています。 『本当にすみません、昨日満室だったので…あと30~40分待って頂けますか?』 と。 ガックリ来ましたが、こちらの正式なチェックイン時間は15時。 今までのFSは顔色も変えず正午過ぎのチェックインが可能でしたが、決まりは決まり。 ロビーのシッティングエリアでスマホをいじって凌ぎます。 (ゲスト専用パスワードは無く、館内は誰でもWifi無料。接続状況も良好でした。) 『あぁ~待った、今度こそ!』 と15時前にレセプションへ向かうと、担当しているスタッフはもう困り顔。え…まだ準備出来てないの~!? こちらも困り顔で居るとマネージャーらしき女性が現れ、『準備出来次第電話かEメール致します』 と。 海外は毎回無料Wifiのみが頼りなので、『館内に居るからEメールで』 とお願いしまたホテル内をうろうろ。 しかしホテルに着いて3時間、もうする事ありません。水着は先に預けたバックの中なのでプールにも行けないし… 既に正式なチェックイン時間の15時も過ぎています、疲れと苛立ちを抱えてシッティングエリアで待っていると先程のマネージャーが。 『こちらにいらっしゃいましたか、お部屋のキーは受け取りましたか? 15時過ぎたのでもう部屋はご用意出来ていますよ』 …って、メール来てませんが(汗) 今年、というか人生最高額のホテルステイなのに、何故かぐったりして部屋に向かいました… こういう時に英語が話せる人、または本当にFSに相応しいリッチなゲストとの差が出るんですよね。 SIMフリーもレンタル携帯代もケチり、『あら、じゃあラウンジでランチしながら待ってますわ~』 とも言えないし(飲食代が高いので)。 館内をウロウロ、何度もまだかまだかとカウンターに訪れる片言の英語しか話さない怪しい外国人(汗) ちなみに、滞在中日本人スタッフ&スピーカーには一度も会わなかったので、日本人ゲストはあまり重要視されていない様子。 日本語の案内書やダイニングメニューも見かけませんでした。 更に、無理矢理・背伸びステイの私みたいな庶民には厳しい出来事が続きます。その話はまた次回に…
by thanonconvent
| 2015-11-04 09:00
| 2015.11 ソウル
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